照ノ富士が引退できない理由は?糖尿病や膝の状態も!秋場所も休場?

2024年8月に行われた夏巡業では、糖尿病や膝を痛めたことにより一時離脱していた照ノ富士。

いつ引退に追い込まれてもおかしくない状態ですが、引退できない理由があるそうです。

そこで今回は

・照ノ富士が秋場所を休場?
・照ノ富士の糖尿病の状態は?
・照ノ富士の膝の状態は?
・照ノ富士が引退できない理由とは?

これらについて、1つずつ解説していきましょう。

目次

照ノ富士が秋場所を休場?

照ノ富士が、秋場所を休場することが発表されました。

9月6日に東京・両国国技館で秋場所の取組編成会議が行われ、照ノ富士の秋場所の休場が発表されました。

横綱に昇進してから、19場所目で11度目の休場です。

休場の理由は…
夏巡業で左ひざを痛めたことに加え、糖尿病の悪化。
調整に間に合わなかったそうです。

照ノ富士は2024年8月4日から行われた夏巡業で、持病の糖尿病と両変形性膝関節症で8月6日から3日間離脱していました。

また8月23日からは、左ひざ痛により取組から外れていました。

そんな照ノ富士は夏巡業が終了してから、一度も部屋で相撲をとる稽古ができていなかったそうです。

照ノ富士の今の状態は

左ひざ痛に加え、内臓の調子が悪く体にできものがいっぱいできているとのこと。

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照ノ富士の体は、悲鳴をあげているようですね。

引退を意識しなければいけない状態ですが、それでも照ノ富士は引退できないそうです。

照ノ富士の糖尿病の状態は?

糖尿病の影響で体重が10㎏以上落ちるなど、とても悪い状態です。

照ノ富士が糖尿病に気づいたのは、2017年7月ごろでした。

・体がむくむ
・できものができる
・何をしても疲れる
・頭がグラグラする
・自分の体が、自分のものではないような感覚

病院を4件ほど受診したところ、腎臓に石ができていてC型肝炎まで発症していたことに気づきました。

このころから照ノ富士は、糖尿病の他にも内臓疾患を併発していたそうです。

筋トレをやればやるほど筋肉が落ちていき、力が出なかったとのこと。

糖尿病の状態が悪く「このままだと、あと2~3年しか生きられない」と医師から言われたそうです。

照ノ富士は糖尿病と両ひざの治療に専念するために、1年半の闘病生活を送りました。

一度は番付を大関から序二段まで落としましたが、2019年の九州場所で十両に復帰。
その後、大関に返り咲き横綱に昇進するまで復活しました。

しかし2022年10月にひざを手術したあと、膝の負担を減らすために20㎏以上体重を減らしたそうです。

その後、体づくりのために体重を戻したところ糖尿病が悪化しました。

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照ノ富士は急激な体重増加により、糖尿病が悪化したようですね。

また糖尿病には、体重が減少するという症状があります。

体重が10㎏以上減った照ノ富士は、糖尿病の症状に悩まされているようです。

照ノ富士の膝の状態は?

照ノ富士は夏巡業で左ひざを痛め、稽古ができない状態のようです。

照ノ富士は2015年の秋場所で「右膝前十字靱帯損傷」で全治1か月のけがをしました。

手術をすれば、負傷前のパフォーマンスができるまで戻ることができるそうです。

しかし、リハビリに6か月~1年ほどかかるため照ノ富士は手術をしませんでした。

照ノ富士は休めば番付が落ちるからという理由で、この時は手術をしなかったそうです。

しかし、右ひざをかばっているうちに左ひざの半月板も損傷したとのこと。

そのため、2016年1月に左ひざの内視鏡手術を行ったそうです。

2017年6月上旬には、「毎場所、後半までひざがもたないから」という理由で2度目の左ひざの内視鏡手術をしています。
2018年6月、今後のことを考えて両膝を手術し長期休場しました。
このときに、照ノ富士は序二段まで番付を落としました。
そして2022年9月の秋場所は「両変形性膝関節症と右膝骨挫傷」で途中休場。
翌月に「相撲が取れない」と判断し両膝を手術しています。

照ノ富士は手術をしましたが、本来なら人工関節を入れなければいけないほどひざの状態は悪かったようです。

そして、今回の秋場所もひざの痛みと糖尿病により休場することが決まりました。

こんなにひざの状態が悪く、糖尿病が悪化していても引退できない理由があるようです。

照ノ富士が引退できない理由とは?

照ノ富士が引退できない理由は、年寄株のメドが立っていないからと言われています。

年寄株(年寄名跡)とは…
元力士が引退後も協会に残り、運営に携わるには年寄株を取得しなければいけません。
現在、年寄株の数は105。
105ある年寄株のうち、1枠を確保しなければ廃業となるそうです。

横綱は引退後、5年間は現役時代の四股名で親方として協会に残ることができます。

5年以内に105ある年寄株のいずれかを取得しないと廃業となるそうです。

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照ノ富士は、この年寄株を取得するメドが立っていないから引退できないのではと言われています。

照ノ富士の親方である伊勢ヶ濱親方は、2025年7月に65歳で定年を迎えます。

伊勢ヶ濱親方は雇用延長制度(70歳まで延長して再雇用)を利用する予定とのこと。

再雇用の親方は部屋を持つことができないので、後継者が必要になります。

今すぐ引退できない照ノ富士は、伊勢ヶ濱親方が定年を迎えるまで現役を引き延ばしているのではないかと言われています。

照ノ富士が引退できない理由は、タイミングの問題のようですね。

またもう一つの照ノ富士が引退できない理由は、昇進に期待できる大関がいないからとも言われています。

現在、照ノ富士は一人横綱です。

照ノ富士が引退してしまうと、横綱不在になるため引退できないのではないのでしょうか。

横綱は絶対に存在しないといけないわけではなく、今までにも横綱不在の時代はありました。

知ろう!スポーツ

でも、横綱が土俵入りすると相撲ファンは盛り上がりますよね。

しかし現在、昇進に期待できる大関がいないそう。

知ろう!スポーツ

照ノ富士は、昇進に期待できる大関が現れるまで引退できないのかもしれませんね。

2024年9月6日、照ノ富士の秋場所の休場が決定しました。

引退できない照ノ富士には怪我や糖尿病の治療に専念し、秋巡業で復帰してもらいたいですね。

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