2023年5月23日に強制性交の疑いで書類送検された西武ライオンズの山川穂高選手。
3月に行われたWBCに日本代表として参加もしており、キャラクター面も含めて人気のあった山川穂高選手の今回の報道は非常にショックだった方も多かったのではないでしょうか。
今回は、書類送検された山川穂高選手の今後についてまとめてみました。
【起訴?】山川穂高が暴行容疑で書類送検
山川穂高選手は、2023年5月23日に強制性交容疑で書類送検されました。
2022年11月、東京都港区のホテルで当時20代の知人女性に対して性的暴行を加えた疑いがかかっています。
警視庁は東京地検に対して起訴を求める「厳重処分」ではなく、検察の判断に委ねる「相当処分」の意見をつけたということです。
山川穂高選手の不倫相手についてはこちら↓
【【画像】山川穂高の不倫相手は誰?名前や年齢は?関係についても!】
相当処分って何でしょうか?
相当処分とは 犯罪の疑いがある人物について、警察は逮捕した容疑者の身柄を送検したり、逮捕せずに捜査を行う任意捜査で書類送検する際、意見書を検察庁に送る。その事件について、起訴するかどうかは検察官が判断するため、警察の意見書に強制力はない。
日刊スポーツ
今回、山川穂高選手の書類送検に相当処分がつけられた理由を犯罪ジャーナリストの小川泰平さんは次のように推測していました。
「和解や示談があった場合は起訴猶予ということで寛大処分になるが、今回は必ずしも、和解や示談が決定していないかもしれないが、『互いの弁護士による代理人同士で話し合っていますよ』というところまではいっていると思います」
デイリースポーツ
なるほど…
つまり、山川穂高選手の弁護士と相手女性の弁護士が話し合っている最中という可能性が高いんですね
報じられた内容
- 2022年11月、港区の高級焼肉店で女性と食事
- その後2次会に女性とホテルの一室へ向かう
- そこで女性に性的暴行を加え、女性は下半身から出血するほどの怪我・心に傷を負う
- 事件の数日後に女性が警察へ被害届を提出
- WBC後に山川穂高選手は警察の事情聴取を受ける
報道の内容が本当なら、女性はかなり傷ついていますよね
2023年5月現在、山川穂高選手と相手女性は水面下で和解や示談について協議しているのでは?と思われます。
山川穂高選手の奥さんに関する記事はこちら↓
【山川穂高の嫁は麻衣子で元ソフトボール選手!馴れ初めや子供は?】
そのため、暴行を加えた女性と不倫関係では?との噂も。
不倫に加えて強制性交の容疑がかけられるとなると、イメージダウンは避けられません。
山川穂高選手は人気の高い選手なので、今後の動向が注目されますね。
山川穂高の現在は謹慎中?
山川穂高選手は2023年5月現在、事実上の無期限謹慎中になっています。
西武ライオンズは抹消の理由について
「総合的に判断してコンディション的に抹消」
東スポWEB
と説明しています。
試合前日に「文春オンライン」が事件を報道したので、報道の影響を考えた抹消なのは明らかです。
そんな山川穂高選手が所属する西武ライオンズには、報道を受けて苦情の電話が殺到した様子。
球団は本件に関して、当初は捜査に全面協力しながら状況を見守る構えだったが、報道後、球団やホールディングス側に寄せられた苦情電話などファンからの反響の大きさに対応を再考。この日になって、急きょ一軍登録を抹消し〝無期限のファーム待機〟としたようだ。渡辺久信GMは「今は捜査の推移を見守っている段階なので、何も言えることはない」と話した。
東スポWEB
ここまで大きな反響があるとは、球団も思っていなかったのでしょうね…
今後は、警視庁の捜査次第で山川穂高選手の処分や処遇が決まってくるのではないでしょうか。
山川穂高の今後はどうなる?
2023年5月現在、無期限謹慎中の山川穂高選手。
山川穂高選手は、2023年にFA権の獲得が見込まれていました。
そして、沖縄の出身ということもありソフトバンクへ移籍するとの噂も。
そして今後どうなるかについては捜査の進展具合によると思いますが、いくつかのパターンが考えられます。
どうなっちゃうんでしょうか?
今後①契約解除で解雇
起訴するかしないかについては検察に委ねられている状態ですが、起訴された場合には契約解除で解雇になる可能性が高いと思います。
起訴とは検察官が被疑事実について裁判所に対して審理を求めることをいいます。
東京新宿法律事務所
起訴とは刑事裁判の開始を意味し、これによって被告人が有罪か無罪か、 有罪だとしてどれくらいの刑罰を科すのが相当かを決めるための審理が始まります。
ただし、山川穂高選手が「合意があった」と話しているこのことが事実であれば不起訴になる可能性が高いです。
不起訴になれば疑いがあるにとどまるので、球団としても解雇しにくい状態にはなるでしょう。
しかし、解雇の可能性が0ではないと思います。
その理由に、2年前元ロッテの清田育宏選手が書類送検はされていないが解雇されたという事例が。
清田選手の素行不良について
- 2021年1月にFRIDAYにて、2017年に知り合った女性との不倫が報道される
- その女性を札幌遠征に同伴させ、当時コロナ禍で禁止されていた部外者との会食を行う
- 札幌遠征直後に、球団内で新型コロナウイルスに集団感染
- 謹慎が解除され、2軍での復帰戦終了後に別の女性との不倫デートがFRIDAYにて報道される
ロッテ球団としても「謹慎直後の度重なる規約違反は許されない」として、FRIDAYでの報道があった2日後に処分を行いました。
その後、清田育宏選手はこの処分に対して不満を持ったとして選手会に相談後、ロッテ球団に対して訴訟を起こしました。
この出来事のことを考えると、例え山川穂高選手が不起訴になったとしても今回の内容では解雇になる可能性も考えられます。
不起訴になった場合には、西武球団としても難しい選択が迫られるでしょう。
今後②トレード
山川穂高選手は、トレードでNPBに残るのでは?という情報もありました。
候補として名前の上がっている球団は3つ。
- 日本ハム
- 中日
- 巨人
各球団の可能性について考えていきたいと思います。
日本ハム
2023年5月27日時点で4位の日本ハム。
万波中正、野村佑希、清宮幸太郎などの若手の大砲が揃っているが、未だ成長過程の選手が多く粗削りな状態です。
最後の決定力に欠けているような状態に、実績のある山川穂高選手が入るとなれば心強いですね。
また、3年連続でトレードを成立させていてしっかりとした繋がりがあることも候補に挙げられている理由の1つ
ただ、新庄監督がどう思っているかというところが大事でしょうね。
中日
2023年5月27日時点で6位の中日。
得点力不足に悩んでおり、5月27日時点で18本塁打と12球団ワースト。
若手を中心に起用しており、貧打が顕著になっている状況にあります。
そこに過去3回本塁打実績を持つ山川穂高選手を獲得となれば、得点力アップにつながるのではないでしょうか。
ただ、立浪監督は事件の一件を許さなそうですね。
巨人
巨人の名前が挙がっている理由は、2021年に日本ハムから中田翔選手を無償トレードにて迎え入れたケースがあるからです。
全ての試合の出場停止処分を貸しました。
NPBでのプレーは難しいとされていましたが、巨人が獲得をしました。
事件を起こしたことがある中田翔選手の前例があるために、今回も山川穂高選手へ手を差し伸べるのではないかと思われます。
ただ、一方で否定的な意見も。
「中田にセカンドチャンスを与えた時とは状況が全く違います。女性への性的暴力が事実なら厳しい処罰を受けるべきだし、不起訴処分となっても見る目は厳しくなる。これは日本だけでなく、世界共通の認識です」
AERAdot.
実際のところは、今後の状況次第ですが同じように手を差し伸べることもあり得るかもしれません。
坂本勇人選手の中絶トラブルの件もあるので、山川穂高選手の起用も難しい選択になりそうですね。
今後③退団して独立リーグに?
今回の事件で山川穂高選手が解雇となり、12球団どこも受け入れない場合には独立リーグで出直す可能性があると思われます。
独立リーグは、12球団で戦力外となった選手の受け皿のような存在でした。
独立リーグは出直すには良いと思われますが、そんな簡単な状況でもない様子。
「山川選手ほどの実績があれば、戦力だけのことを考えれば、獲りたいと思う球団はたくさんあるでしょうし、NPBの12球団に比べれば手を挙げやすいかもしれません。でも同じく女性問題をきっかけに’21年に千葉ロッテマリーンズを解雇された清田育宏選手が現役続行を希望しながらなかなかチームが決まらない時、(独立)リーグのほうから独立リーグ所属のチームに『できることなら(清田を)獲得しないことが望ましい』という要望が出されていたんです。あくまでもリーグ側の希望なので拘束力はなかったんですけどね」
FRIDAY DIGITAL
清田育宏選手は、2023年3月にロッテと和解して武蔵ヒートベアーズに加入。
そんな山川穂高選手にもリーグの方から「獲得しないで」と要望が出てもおかしくないですね。
今後④引退
これまで現役続行の可能性についてまとめてきましたが、引退する可能性もあるかと思います。
NPB12球団や独立リーグのチームから声のかからなかった場合には、引退となる可能性も。
また、今回の事件を受けて山川穂高選手自身が引退を決断する可能性もあると思います。
今後の捜査次第にはなりますが、注目してみていきましょう。
今後⑤海外に移籍
山川穂高選手の今後について、海外移籍説も上がっています。
ちなみに、山川穂高選手が移籍する可能性が有ると言われているのは
・アメリカ
・台湾
・韓国
の3カ国。
ただ、アメリカに移籍するのは難しいとの声も上がっています。
間違いなく数字を残す一握りの選手ならともかく、20年サイ・ヤング賞投手のバウアー(現DeNA)ですら性的暴行疑惑がたたり、不起訴になりながら、獲得するメジャー球団はなかった。
西武・山川穂高に浮上する「海外逃亡説」の信憑性 クビ免れても“針のむしろ”で日本球界では扱いづらい
となると、海外の独立リーグで活躍するしかないのでは?との噂も。
海外移籍も可能性の1つとしてはあり得そうですが、処分が決まっていない状態では何とも言えませんね
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