2024年に開催されたパリオリンピックで代表メンバーに選ばれなかった伊藤美誠選手。
代表メンバーに選ばれなかったことから「確かな実力をもつ伊藤美誠選手はなぜ弱くなったのか?」と疑問の声が上がりました。
そこで今回は
- 伊藤美誠はなぜ弱くなった?
- 伊藤美誠の不調に世間の声は?
について調べてみました!
伊藤美誠はなぜ弱くなった?
伊藤美誠選手がなぜ弱くなったのか調べてみると、4つの原因がみつかりました。
伊藤美誠選手がなぜ弱くなったのか、原因は以下の4つだと言われています。
【伊藤美誠が弱くなった原因】
①怪我
②メンタル
③プレースタイルに変化がない
④コーチがいない
4つの原因について、詳しくみていきましょう!
伊藤美誠が弱くなった原因①怪我
伊藤美誠がなぜ弱くなったのか、1つ目はお尻や腰の怪我が原因ではないかと言われています。
伊藤美誠選手は、2023年5月に行われたパリオリンピックシングルス代表選考会に出場。
長崎美柚選手と試合をした伊藤美誠選手は、4-2で負けてしまいました。
試合後に取材を受けた伊藤美誠選手は「2023年1月ごろからお尻と腰に痛みがある」とコメント。
痛みは繰り返しており、痛くないと思えばまた痛い…といった状態だったようです。
また「今後、痛みがある部分を検査する」とも話しました。
そして2023年5月の間に2回ほど病院へ行き、MRI検査を行った伊藤美誠選手は怪我の状態を公表。
・怪我の原因は疲労
・お尻の部分は炎症が起きている
・くしゃみをするだけでも痛みがでる
パリオリンピックを翌年に控えていたことから、ハードスケジュールをこなしていたという伊藤美誠選手。
練習や試合が続いたことで、疲労が溜まっていたのかもしれません。
そして2023年5月20日には世界選手権が始まる予定でしたが、伊藤美誠選手は全体練習には参加せず怪我の治療に専念しました。
復活したように思える結果ですが、実際はその後も半年以上怪我に悩まされていたそうです。
さらに、2023年12月には体調不良になります。
怪我や体調不良が続いた伊藤美誠選手は、惜しくもパリオリンピックの代表メンバーには選ばれず。
代表メンバーに選ばれなかったことが分かると「怪我が原因では?」と言われるようになりました。
ちなみに2024年8月現在までに怪我の状態について特に情報はないことから、怪我は順調に治っている可能性があります。
怪我の状態は不明ですが、次のオリンピックに向けて回復することを願うばかりです。
伊藤美誠選手がなぜ弱くなったのか…
原因を考えると、やはり怪我が理由ではないかと思ってしまいますね。
伊藤美誠が弱くなった原因②メンタル
伊藤美誠選手がなぜ弱くなったのか、2つ目の原因はメンタルの不調では?と言われています。
伊藤美誠選手は2023年の1年間、怪我と体調不良に悩まされました。
パリオリンピックの代表メンバーを決めるという大切な時期に身体の痛みを抱えながらプレーを続けていた伊藤美誠選手。
怪我を告白した2023年5月の代表選考会では、目に涙を浮かべる様子も見られました。
さらに、2024年1月に行われた全日本選手権では6回戦で敗退します。
全日本選手権を終えた伊藤美誠選手は、取材に対して涙を流しながらこのように答えてました。
不完全燃焼での終戦に伊藤は「やっと2日、3日前に3割ぐらいの痛みになってきて、耐えて耐えて耐えまくろうと思ってはいたが、耐えることはできなかった」と大粒の涙をこぼした。
伊藤美誠選手は、元々強メンタルの持ち主として知られる人物。
強メンタルの伊藤美誠選手が涙を流しながら悔しさを口にするとなると、メンタルが不安定な状態にあったと考えられます。
痛みに耐えながら頑張ってプレーをしてもなかなか勝てない…
それは気持ちが乱れるのも仕方がないかもしれませんね
そして怪我で試合に勝てない伊藤美誠選手を見た元プロ卓球選手の水谷隼さんは、取材で
(伊藤美誠選手は)連戦による疲れで調節が上手くできていないから、調子が上がっていないだけ。
落ち着いて彼女らしいプレーができれば、結果はついてくると思います。
とコメント。
一緒に戦った経験がある水谷隼さんから見ても、この時の伊藤美誠選手は不安定に見えたようです。
怪我が原因でメンタルが不安定になるアスリートはたくさんいます。
伊藤美誠選手が弱くなったのは、怪我に悩んだ結果メンタルが不調になっていたためかもしれませんね。
伊藤美誠が弱くなった原因③プレースタイルに変化がない
伊藤美誠選手がなぜ弱くなったのか、3つ目の原因はプレースタイルに変化がないからだと言われています。
卓球の強豪国である中国のメディアは、2024年2月に伊藤美誠選手のプレースタイルついて報じました。
中国メディアは、パリオリンピックの代表メンバーに伊藤美誠選手ではなく張本美和選手が選ばれたことについて触れた上で
と報じています。
さらに記事には「他の選手は進歩しているが、伊藤美誠選手は立ち止まっている」とも書かれていました。
また、水谷隼さんは伊藤美誠選手のプレーについて取材で
対戦相手は伊藤美誠選手の弱点を攻めている。
相手の試合を見ながら自分のプレーを変化させないといけない。
とコメント。
中国メディアや水谷隼さんのコメントから、伊藤美誠選手のプレーにはあまり変化がないことがわかりますね。
国内外の選手は、勝つために伊藤美誠選手のプレーを徹底的に研究しています。
伊藤美誠選手の弱点を理解していることから、伊藤美誠選手は相手になかなか勝つことができないように。
また伊藤美誠選手は怪我の治療に時間を取られており、思うように練習ができませんでした。
練習ができないとなると、新しいプレーを試すこともできませんね。
相手選手の分析や練習不足が重なった結果、伊藤美誠選手は試合に勝てなくなったのかもしれません。
伊藤美誠が弱くなった原因④コーチがいない
伊藤美誠選手がなぜ弱くなったのか、4つ目の原因はコーチがいないからだと言われています。
伊藤美誠選手は2022年ごろから「卓球を始めたころの本能を取り戻したい、自立したい」と考え始めました。
自立するために伊藤美誠選手が考えたのは、コーチをつけないこと。
当時、伊藤美誠選手には松崎太佑さんというコーチがいました。
松崎太佑さんは伊藤美誠選手の中学生時代からコーチを務めている人物。
また、伊藤美誠選手のマネジメント事務所の取締役も兼務していました。
しかし、2022年11月ごろになると松崎太佑さんは伊藤美誠選手の事務所の取締役を退任。
なぜ松山太佑さんが伊藤美誠選手のコーチから外れたのか、理由は不明です。
ちなみに、ネットでは「喧嘩別れでは?」といった噂があります。
ですが、伊藤美誠選手の関係者によると
2人の縁が切れたわけではないと思う。
伊藤美誠選手が関西アカデミーに来た時は(松崎太佑さんが)アドバイスをしていた。
とのことなので、喧嘩別れではないかもしれません。
そして伊藤美誠選手の元コーチである松崎太佑さんは、対戦相手のプレーを細かく分析していたそう。
研究熱心な松崎太佑さんがコーチから外れたことで、伊藤美誠選手は相手選手の分析を上手くできない状態に。
中国メディアや水谷隼さんが「伊藤美誠選手のプレーに変化がない」と語っていたことも考えると、やはり相手選手の分析は必要に思えます。
伊藤美誠選手がなぜ弱くなったのか、それは相手選手の分析という負担が増えたことも原因の1つかもしれません。
ちなみに、伊藤美誠選手は取材でコーチを付けないことについて
卓球について、自分で考える力を身につけたかった。
今は1人でコートに立っていることを誇らしく思っています。
とコメント。
伊藤美誠選手はコーチを付けていない状態を前向きにとらえているようですね。
「コーチをつけないから伊藤美誠選手は弱くなった」と考える人もいるかもしれませんが、私は決してそんなことはないと思います。
相手選手を分析して自分で考える力がつけば、伊藤美誠選手はもっと強くなるのではないでしょうか。
伊藤美誠の不調に世間の声は?
メディアなどで伊藤美誠選手の不調が報じられていますが、世間からは応援の声が上がっています。
伊藤美誠選手の怪我が治れば、また調子が戻ってくるかもしれません。
また、今後コーチをつけるかはわかりませんが伊藤美誠選手なら1人でも強いプレーができるのではないでしょうか?
これからの伊藤美誠選手の活躍やロサンゼルスオリンピック出場にも期待したいですね!
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