今年(2023)も盛り上がっている高校野球。
高校野球といえば甲子園という印象が大きいですが、なぜ毎年甲子園球場なのでしょうか。
今回は甲子園球場だけで高校野球をしている理由、また春と夏にしか開催されない理由を調査しました。
高校野球はなぜ甲子園球場だけ?
高校野球が毎年甲子園球場で行われる理由は、
甲子園球場が高校野球の為に作られたことが理由の1つであるから
です。
高校野球がスタートされた第1回目は大正4年、大阪豊中球場。
朝日新聞社が主催し、のちに甲子園といわれる大会をスタートさせたと言われています。
朝日新聞社と違う会社がもし企画をしていたら、高校野球の大会の地域は大きく変わっていたかもしれませんね。
当時高校野球が予想以上に人気があり、第1回目の大会に使用された豊中球場だと狭さを感じたよう。
それでも観客が収容できないほどの人気大会になってしまった高校野球選手権大会。
そうして出来た球場が、甲子園球場だと言われています。
平成6年の8月1日は、甲子園球場ができて70周年だったよう。
当時の70周年記念モニュメントは毎日新聞と朝日新聞、日本高等学校野球連盟から寄贈されています。
甲子園球場は、高校野球の為に作られたといっても過言ではないですね。
甲子園球場が完成した年は、大正13年。
大正時代からしている甲子園での高校野球選手権。
野球が好きな方もそうでない方も、高校野球といえば甲子園という印象が大きいですね。
全国の高校球児が甲子園優勝を目指すと言われているくらい、長い歴史の中生み出された甲子園球場。
印象ももちろんですが、実は甲子園球場の質が良いともいわれています。
甲子園球場の建設する際、グラウンドの土の質を一番考えられたといわれています。
もともと阪神間の土は、ボールが見えにくい白っぽい土だったよう。
プレーする選手からすると合わない土の為、全国各地の土を取り寄せ試行錯誤に混ぜ合わせ調整を繰り返したと言われています。
滑り込む実験をしたり、土の硬さなども念入りに確認。
また甲子園球場の土だけでなく芝も、考えられています。
環境にも身体にも優しい天然芝。
甲子園球場の天然芝は、日頃から丹念なお手入れもされているようですよ。
プレーする選手の為に土や芝などにもこだわり質の良いもので整えられていますね。
甲子園を目指す若者の為に、甲子園球場の環境を整えているのも魅力。
質が良い甲子園球場であることは、高校野球の場所がブレない理由の1つかもしれませんね。
高校野球(甲子園)はなぜ春と夏にしか開催されない?
高校野球(甲子園)が春と夏にしか開催されない理由は、
企画会社が違うから
です。
- 春にある高校野球(甲子園)の企画者は、毎日新聞社。
- 夏にある高校野球(甲子園)の企画者は、朝日新聞社。
それぞれの新聞社の企画した季節が、春と夏だったことで2回あるようです。
この夏の甲子園が大成功。
今では春の選抜、夏の甲子園といわれていますね。
入場曲や優勝旗が異なる他、トーナメントの決め方などにも違いがあるよう。
また夏の甲子園では、全国で予選で勝ち抜いた高等学校が出場。
春の選抜は、秋に行われる各都道府県の成績をみて出場高等学校が決められます。
夏は予選を勝ち抜くこと、春は既にでている成績をみて選考委員会が選抜するという仕組みですね。
組み合わせや日程などの試合のトーナメント。
夏の甲子園後の高校3年生は、ほぼ引退し秋は新体制。
春の選抜はまだ完成形でないチームの高等学校もある為、成長も未知だと言われています。
夏の甲子園は、試合に勝ち続けたチームの最終決戦の場所。
どちらも見逃せない大会になりますね。
高校球児が甲子園球場でプレーする大きな大会は、プロ野球とは違い大きな奇跡が起きたりドラマがあることも!
高校球児が甲子園球場でプレーする大きな大会は、最後まで目が離せません。
そしてその時その時を全力で取り組む高校球児は、毎年勇気を貰いますね。
2023年の夏の甲子園も、もうすぐラストを迎えます。
悔いなく全力で試合ができるよう、最後まで応援しましょう!