2024年9月17日に、今季限りで現役を引退することを発表した増田達至選手。
引退理由が気になりますよね。
そこで今回は
・増田達至が引退を発表
・増田達至の引退理由2つ!
・増田達至の引退試合はいつ?
・増田達至の今後は?
これらについて、一つずつ解説していきましょう。
増田達至が引退を発表
2024年9月17日、今季限りで増田達至選手が引退すると発表しました。
引退発表をした増田達至選手は、2012年にドラフト1位でNTT西日本から西武ライオンズに入団しました。
西武ライオンズの守護神として最多セーブ投手賞を獲得したこともあり、2度のリーグ優勝にも貢献しています。
2020年にFA権を取得しましたが、西武ライオンズに残留することに。
このとき西武ライオンズと4年契約を結び
と宣言しています。
そして西武ライオンズとの4年契約が終わるこのタイミングで、増田達至選手は引退を決意しました。
宣言通り、入団から現役最後まで西武ライオンズ一筋を貫いた増田達至選手は引退することになりました。
増田達至の引退理由2つ!
増田達至選手の引退理由は、ケガによる不調とクローザーとしての役割が減ったからと言われています。
増田達至さんの引退理由は2つあります。
増田達至選手の引退理由2つについて、詳しく解説します。
引退理由①ケガによる不調
増田達至選手のこれまでの故障歴をみてみましょう。
増田達至選手の故障歴
・2013年 左脇腹痛
・2014年 右肩痛
・2021年 下半身のコンディション不良
・2023年 右肩のコンディション不良・腰痛
2023年は、右肩のコンディション不良が影響で防御率5.45と低迷しました。
2024年も怪我の影響か登板回数が激減し、2軍調整を続けていた増田達至選手。
増田達至選手は、とにかく体が丈夫で大きな怪我はしてこなかったそうです。
しかし2021年ごろから、コンディション不良により思うような成績が出せませんでした。
コンディション不良で2軍調整することも多くなり、登板回数も減るように。
このように増田達至選手の引退理由の1つは、ケガによる不調が原因と思われます。
引退理由②クローザーとしての役割が減った
クローザーとは?
クローザーとは、自身のチームがリードしている場面で最後の9回に登板し試合を締めくくる投手のことを言います。
「抑え投手」や「ストッパー」など、チームを勝利へ導く大事なポジションのため「守護神」とも呼ばれます。
増田達至選手は、2016年にクローザーに転向しました。
そんな増田達至選手ですが、2021年はセーブ失敗が続き5月上旬から二軍調整へ。
2022年には31セーブを挙げてリーグ2位となり、史上6人目の150セーブ&100ホールドを達成しています。
しかし2023年は思うような成績が残せず、4年契約の最終年の2024年に引退を決意したようです。
2024年9月現在、増田達至選手はクローザーとして通算194セーブを挙げています。
増田達至選手は、あと6セーブで通算200セーブ達成となります。
達成した時、ネットでは「あと6セーブ」というワードがトレンド入りしました。
通算200セーブ目前の引退発表は、楽しみにしていたファンにとっても辛い発表だったのでしょうね。
ここ数年はアルバート・アブレイユ選手や青山美夏人選手などがクローザーを務めています。
特に青山美夏人選手は2023年に「絶対的なクローザーになりたい」と意気込みを語っていたことから、後輩がクローザーとして活躍することも多くなりました。
後輩がクローザーとして活躍し、自分の役割が減っていることも増田達至選手の引退理由の1つと思われます。
増田達至の引退試合はいつ?
増田達至選手の引退試合は、2024年9月28日に行われます。
引退発表した増田達至選手の引退試合ならびに引退セレモニーは、9月28日の千葉ロッテマリーンズ戦で行われる予定。
引退試合や引退セレモニーは、引退するすべての選手に与えられるわけではありません。
増田達至選手は球団を通して、コメントを発表。
観客席から送られる熱い「青炎」に感謝を述べるとともに
クローザーとして9回のマウンドに立ち、その役割を果たせたときのファンからの歓声は一生忘れません。
西武ライオンズ一筋でプレーできたことが幸せでした。
とコメントしていました。
引退試合は、ファンにとって涙なしでは観れない最後の登板になるのでしょうね。
増田達至の今後は?
引退発表した増田達至選手の今後は、まだ決まっていません。
野球選手は引退すると90%の方が、野球関係の仕事に就くそうです。
1軍の試合に出れなかった選手でも、育成選手として現役を続ける方もいます。
また、球団の職員やスタッフになる方もいるそうです。
ほとんどの方が、引退しても野球関係の仕事に就くようですね。
増田達至選手は、投手陣の中で36歳の最年長でした。
増田達至選手は、日ごろの練習でも一瞬たりとも手を抜くことがありませんでした。
選手が嫌がるダッシュも常に全力で行い、キャッチボールも1球1球丁寧に投げていたそうです。
そんな増田達至選手の姿勢が若手投手のお手本にもなっていました。
温厚な性格で後輩から慕われていたという増田達至選手。
引退しても野球に関わり、選手のお手本となるような活動をしてほしいですね。