2028年のロサンゼルスオリンピックで、野球競技が復活することが決まりました。
しかし2024年のパリオリンピックでは、野球競技が落選しています。
そこで今回は…
- パリオリンピックで野球がない?
- パリオリンピックで野球がない理由3選!
- オリンピックに野球が今後復活する予定は?
これらについて一つずつ、解説していきます。
パリオリンピックで野球がない?
パリオリンピックの種目に
野球は入っていません。
2021年にあった東京オリンピックでは、野球競技が実施。
見事日本は金メダルをとり、盛り上がりましたね。
毎回野球が種目にあるわけではないので、野球選手にとってメダルのチャンスが厳しくなりますね。
なぜオリンピックの開催地によって、種目が変わるのでしょうか。
オリンピックの種目の選び方は、国際オリンピック委員会によるオリンピック憲章で決められています。
夏のオリンピックの憲章では、このようなスポーツが選ばれているとのこと。
- 男性75ヵ国4大陸と女性40ヵ国3大陸で広がっている競技
- 人口や地理など国際的に認められている実績ある競技
どの国でも人気あり知名度の高い競技が、オリンピック種目として選ばれるようですね。
東京オリンピックでは、追加種目として選ばれた野球。
パリオリンピックでは、残念ながら追加種目として野球は選ばれませんでした。
パリオリンピックで野球がない理由3選!
パリオリンピックでは、野球は行いません。
日本では人気があり盛り上がる野球が、なぜパリオリンピックでは落選したのか理由を3つにまとめました。
詳しく、見ていきましょう。
① ヨーロッパでは野球が盛んではない
日本では全国に球場があり、人気高いスポーツの野球。
実は、パリも野球が盛んではない国の1つ。
盛んではないとはいえ、パリにも野球ができる場所はあります。
しかしオリンピックで世界中から選手が集まるのなら、大きく立派な球場が必要。
オリンピックに向けて、会場を新たにを作る国もあります。
それは日本では野球の文化が強く、球場もあったことから追加されたとのこと。
2024年のパリオリンピックでは、野球は残念ながら落選です。
野球が選ばれなかったことは、日本としては寂しいですね。
世界的に普及したスポーツになれば、落選せず毎回選ばれる可能性はあるかもしれません。
② 野球は男性チーム戦
野球は、大人数によるチーム戦のスポーツになります。
野球の国際大会では、24人の選手が必要。
ここから野球の選手以外にも、監督やコーチなどもプラス。
野球を種目に選ぶと、他の種目より大規模なものになるようですね。
オリンピックはWBCとは違い、あらゆる競技の選手が世界中から集まります。
他の種目の選手と一緒に使う、選手村やホテル。
選手の人数が多い分、泊まれる部屋を多く作らなければいけなくなります。
野球に関する人だけで選手村やホテルが埋まると大変ですね。
男性も女性も平等に活躍できるスポーツが優先されるそうです。
③ 日程の問題
野球の試合は、日程が他の種目より多く費やします。
オリンピック期間は、2週間と少し。
この期間に多くのスポーツを行う、オリンピック。
会場はたくさんあるとはいえ、もし野球をするとオリンピック期間ほとんど野球をしていることになります。
野球は大人数のチーム戦なので、オリンピック期間ずっと選手村やホテルに滞在することになります。
世界的にとても人気がある種目ならまだしも、野球が人気あるのは日本も含め一部の国。
その為に会場や大人数の宿泊施設を抑えるには、パリにとってはリスクがあがります。
オリンピックの期間は、長くない為難しい問題ですね。
オリンピックに野球が今後復活する予定は?
オリンピックで野球は
復活します。
野球種目が、今後ずっとオリンピックですることに選ばれたわけではありません。
しかし、パリの次のロサンゼルスオリンピックで、野球ができることになりました。
1992年のバルセロナ五輪から5大会連続で、野球もオリンピックで実施されていました。
しかし国際的にみると、野球が人気ある国は一部の国であること。
他にも女性の野球がないことから、正式種目から外れたそうです。
2028年のオリンピック会場ロサンゼルスも野球が盛んなところなので、追加種目に選ばれたようですね。
開催国の負担をできるだけ少なく、オリンピックを通し開催国を盛りあげたいと思っています。
野球は盛んな国からすると、盛り上がる競技。
既に野球が盛んな国が積極的に野球を広め、世界中で人気高いスポーツへと発展していけば今後正式種目に加わる日もくるかもしれないですね。
パリオリンピックでは、野球競技はありません。
しかしパリオリンピックの4年後は、ロサンゼルスで野球が開催決定しています。
楽しみに待ちましょう。
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